最近のトラックバック

« 舟屋の町 京都・伊根 | トップページ | 宮津街歩き  海の城下町を歩く »

舟屋の町 京都・伊根②

  次の天橋立行きのバスが来るまで2時間。

今回は街歩きではなく、自転車を借りて伊根の町を回ってみることにした。

車1台通るのがやっとの狭い道を進む。ここはバスも走るため、対向車との行き違いをスムーズにするため、バスの前を先導車を走らせて対処している。

いよいよ伊根の入り口だ。

Dsc03941  

 

 

街並みを抜けると坂道を駆け上がる。

古い家と家の間から紺碧の海が見える。

Dsc03951  

 

 

 

伊根小学校を過ぎたあたりから、いままで横をすり抜けてきた街並みと伊根湾を見渡すことができる。やはり海越しにみないと舟屋はわからない。

Dsc03954 Dsc03955

 

 

 

海は凪いで、波音すらあまり気にならない。たまに車が通る時とカモメが啼いているくらいで、あまりに平和すぎる光景だ。

ここでボーッと何時間も居たくなるほどだ。

漁港に立ち寄る。ここにきて海に照り返す日差しが眩しい。

魚を狙って鳶や烏が旋回している。

Dsc03964  

 

 

再び道へ引き返す。まもなく正午。

Dsc03967

 

 

  

その中の一軒で舟屋を無料で公開してくれているところがあった。

中にいたお婆さんに許可を得て、見せてもらった。

Dsc03970 Dsc03971 Dsc03972_2

 

 

 

  

「どうぞ、ご自由に」特に説明があるわけでもなく、お婆さんも道の反対側へいってしまった。よく考えてみたら、突然よそ者が人の家に上がりこんで写真を撮っている訳である。

お金を取るわけでもなく、といって観光地化もしていない、普通に海側には洗濯物も干してあって、軒先には煮干が干してある。当たり前のことに気づいてしまったが、自分は観光でここを訪れているが、ここに住んでいる人は、いつもと変わらず、ここで生活しているのだ。

たまたま舟屋群という時代を超えて変わらず残った文化があるだけで、生活する場所と観光地というギャップを、町全体が何も変わらないことで、さりげなく埋めているような気がした。

今までいくつか宿場町や重要文化財や保存地区を訪れているが、たまに観光地化しすぎてがっかりすることがある。

また何年かあとに訪れてみたい場所だ。これからもこの佇まいは変わってほしくないと思うのはよそ者の勝手な感想だろうか。

それほどまで、このさりげない光景が気に入ってしまった。

もうすぐバスがやってくる。去りがたいが、もう一度伊根の街並み全体を目に焼き付けるため、高台にある舟屋の里公園にいくことにした。

死ぬかと思った。

下から見上げてなんとかいけるだろうと思った坂道は、自転車で駆け上がるにはあまりにも自分の体力を超えていた。

それでもここまで来たからにはと、太ももがつりそうになりながら、息も絶え絶えに道の駅にたどり着く。だいたいこんなところに自転車でくるやつなどいない。

哀れみに近い視線を浴びてしまった・・・・

それでもこの美しい景色を目に焼き付けてから、風を切って坂道を駆け下りた。

Dsc03975 Dsc03977_2

 

 

 

« 舟屋の町 京都・伊根 | トップページ | 宮津街歩き  海の城下町を歩く »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 舟屋の町 京都・伊根 | トップページ | 宮津街歩き  海の城下町を歩く »

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
無料ブログはココログ