引っ越しします
長らくブログをお休みしていましたが引っ越しして再開します。
タイトルは日本の街並みと鉄道のコレクションです。
休止中もあちこち行っておりましたが、ちょっと1回整理しようかなと思いまして。
またぼちぼちやりますのでよろしくお願いいたします。
長らくブログをお休みしていましたが引っ越しして再開します。
タイトルは日本の街並みと鉄道のコレクションです。
休止中もあちこち行っておりましたが、ちょっと1回整理しようかなと思いまして。
またぼちぼちやりますのでよろしくお願いいたします。
野田川で運よくタクシーを拾えた。
「SL広場へ」と告げると、運転手は「あの土手のところを汽車が走っていたんですよ」と懐かしそうというより、つい昨日まで走っていたかのような口調で話し始めた。
実際廃止になったのは昭和60年で、もう20数年たつのだが、それだけ地元に愛されていたのだろう。
目的地の先でニッケルがとれ最盛期を迎えたが、戦争が終わりバスや車といった移動手段に人の流れが移り、ニッケルもトラックで輸送されるようになると、鉄道の役目は終わってしまった。
皮肉なことにそのバスまでも減便されてしまい、車でしかいけなくなってしまった。
ただ加悦鉄道には財産があった。今も展示されている2号機関車だ。この機関車が世界的にも貴重な存在であったため、この機関車を中心にまだ廃止する前から「SLの広場」として展示されていた。
平成8年に現在の場所に移転したが、この広場があることで加悦鉄道の記憶は今も生き続けているのだと思う。
時間は16時。閉館まであと2時間と思っていたら、17時とのこと、しかも10分前には閉めますよといわれた。
受付も人がおらず、隣りのみやげ物売場の人に探してもらった。確かに閉園間近に来訪者がいるとは想定していないのだろう。
よばれると、機関車の陰からお年寄りがゆっくりとこちらに向かってきた。
「50分もあれば全部みれますよ」といわれたが内心あせっていた。
入場切符は硬券になって鋏をいれてもらった。さすがに鉄道関係だけにこだわりがある。
展示車両こそ違うが、2年前訪れた小坂鉄道の資料館を思い出していた。なんとなく似ているがどこもこんな感じなのだろうか。
ただ見ているうちに決定的な違いに気づいた。そう展示車両によっては今にも走り出しそうな気がしたからだ。レールは途切れてなく、中には修繕している車両もある。
今にも命が吹き込まれればいつでも昭和の時代まで走り出しそうな気がする。
あとで知ったのだがちゃんと動態保存のメンテナンスをしていて年に何回か運転しているそうだ。
実際見学していた時間は50分だったが、もっと長い時間いたような気がした。それだけ充分堪能できたのだが、やはりここは時間の流れがゆったりしているのだろうか。
「50分あれば全部みれますよ」の言葉が深く心に残っている。
加悦の駅舎を復元した建物が入り口。
これが2号機関車
そして「マッチ箱」といわれた客車。こんなに小さくて4扉車。
そして三等客室と郵便室を備えた客車。これも日本に現存する最古参のもの。
そして裸電球。過去にも客車の内部写真は何回か掲載しているが、この木の質感や光の注ぎ方がなんともいえない。
網棚と手ブレーキ
今回はほとんど駄文ばかりだったので、次回は写真を中心に。
天橋立駅前はいかにも観光地といった風情。踏切を越え坂をあがると、リフトのりばがある。
モノレールもあるがあと15分は待たなければいけないこと。乗るのがお年寄りと小さな子供ばかり。ということでリフトに乗ることにした。
スキー場のリフトよりははるかに安全。
ここから170メートル近く上がっていくが、振り返ってみるとそこそこ高い。
右がモノレール、モノレールというよりはゴンドラに近いか。
山頂に着き、まずはお馴染みのショット。
なんとか晴れてくれたが、意外と風が涼しい。というよりは半袖一枚なのでちょっと寒い。
ここでボーットしていたかったが、なにぶん一人なので、「写真お願いしていいですか?」
と2度3度声を掛けられる。「断わります」というわけにもいかないので、仕方なしに笑顔で応じる。
そのうち何をしにここにきたのかわからなくなってくる。
休日ということもあり、駅前の静かさとはうって変わって、次々と人が訪れる。車かバスできているのだろう。なかには中国か台湾からの観光客もいる。
本当なら天橋立の夕景なんか見てみたかったが(実際には17時で閉園するため、不可能なのだが)、ここ意外は遊園地みたいな感じになっており、独り者には関係のない施設だ。ちょっとこっぱずかしいが股覗きだけして下山することにした。
・宮津市街。そしてあの岬のむこうに明日の目的地伊根がある。
予定外に早く駅に戻ってきてしまった。
時刻は3時半。観光案内所にいき、加悦SL広場の行き方を教えてもらった。
もともとバスがあまりに少ないため、行く予定はなかったが18時までやっている(実際は17時だったが)ことや、折角ここまできたのだからというのもあり、鉄道はすきだが蒸気機関車はあまり興味はなかったのだが、いってみることにした。
天橋立駅前の知恵の輪。
ここには智恩寺という寺があり、日本三文殊のひとつ。それを模した灯篭が駅前にもある。
智恩寺にある知恵の輪の灯篭を三回くぐると頭がよくなるといわれている。智恩寺にはあとで訪れるのだが、事前の勉強不足で知恵の輪の存在をあまり気にしていなかった。
したがって未だに頭が良くなってはいない・・・
ゾーン切符を買ってあるので、鉄道は乗り放題だ。問題は本数が少ないこと。
レンタカーや天橋立からタクシーでいくことも考えたが、とりあえず野田川まで行ってみることにした。
ちょっと遅いですが4月ということで。
タイトルもデザインもリニューアル致しました
。
半年近く地震の記事を載せていましたが、しばらくお休みします。
幸い記事をかいていた半年間は大きな地震はありませんでしたが、やはり起きてしまってからでは気がひける・・・・ということで、街歩き。夜景ものを中心にいきます。
歩道橋からの景色シリーズと近代建築ものばかりになるとは思いますが、おつきあいください。
中途半端になっていますが、次回は立石からの続きを掲載します。
この当時はまさかこんなに早く東京に戻ってくるとは思ってなく、いつでもいけるという気持ちから宮城県内の散策は後回しにしていました。
その結果白石だけという内容に・・・
他にもまわりたい候補はいっぱいあったのですが。
・白石
白石城と温麺です。白石城はその前に訪れた人形の館というところの展示内容にはまってしまい、大幅に時間をロスしたことや、復元されたということから滞在時間は短かった・・
そして武家屋敷。イメージしていたのは角館のような武家屋敷群だったのですが、ちょっと違っていた。
今、武士萌えとか歴女とか流行っていますが、ここ白石は片倉小十郎のお膝元。この武家屋敷も片倉に使えていたものの屋敷、館内の資料には家来は厳しい生活を強いられていたとのこと。でもこの佇まいはちょっぴりうらやましい。
・大河原
一目千本桜。去年は桜を見まくった。観光地ということもあってかどこも酒盛りみたいなバカ騒ぎをしていなかったのも好印象。
福島県
ブログの投稿本数としては福島ネタが一番多かったと思います。それぞれ町の表情が違い興味を惹きつけられました。
なかでも会津若松は好きな町のひとつで、何度も訪れました。
鶴ヶ城、右二つは日新館です。
ここにずっといるととても落ち着きます。
そのうち流れる雲や風の音、匂いが五感を刺激します。
・喜多方
ラーメンだけではありません。
・いわき
いわき市といっても平、小名浜、湯本とそれぞれの地区で街並みは全く違います。
湯本インターから市街地へ出る途中のエセ南国風な光景はなんともいえない。
歩いたのはいわき駅前と小名浜を少し歩いただけだけど、あの当時工事中だったいわき駅、今どうなっているのだろう。
五所川原のときも感じたのですが、再開発の最中って期待感もあるのですが、その町の個性が奪われていくような気もして一抹の寂しさもあります。
・福島
この頃は古い建物に夢中になっていた。しかも現役。
・飯坂温泉
ローカル線に乗るのはひとつの楽しみでもあるのですが、弘南、十和田に続き、ここでも東急にでくわすとちょっとがっかり。
福島市内から20分ほどでいける飯坂温泉。いかにも温泉街といった感じだが硫黄臭くなかった。
・郡山
町がひろく、郊外にいけばいくほど発展しているのですが、特徴をつかまえきれず、駅前の寂しい光景しかブログに載せられなかったのが残念。
東北の中では仙台につぐ相当大きな町なんですけどね。
・三春
滝桜&ダム
これ一本のために何万人という人がこの時期に訪れるわけですから見事というしかありません。
・大内宿
たしかブログのネタにはしていないと思います。
前からずっと行きたいと思っていた場所でしたが、行った時期がまずかった。
人が多すぎて、完全に観光地化されていました。
夕方まで遊んでいたヒバリが印象的でした。
・熱塩
ここもブログには載せなかったのですが、映画のロケ地のようなところです。
日中線熱塩駅です。いまは記念館として保存しています。
完全に時間が止まっています。あまりに景色が良すぎて、自分の中でどう表現していいかわからず、ブログに載せるタイミングを逸してしまった場所です。
生まれてからこんな光景に出くわしたことがないくせに、子供のころの原風景とか懐かしさを感じてしまう自分はなんなのでしょうか。
ノスタルジーというよりは憧れ・・・かもしれません。
たった3年間の東北生活でしたが、十分満喫できました。
冬の寒さや春の息吹、夏の清々しさ、秋の高い空と最後の輝きを魅せる紅葉に、その木がもつエネルギーを感じるなんてこと、今まで感じたことがなかったですからね。
そして今、多くの人が歩きつくした東京を題材に歩いています。
そのなかで何か新しいものにたどりつけることを信じて歩き続けようと思います。
1周年企画2回目は秋田県、山形県です。
秋田
秋田県で一番印象に残っている町は小坂町という内陸の県境の町です。
よりによって真冬の夕方のくそ寒いときにいってしまったのですが、逆になんともいえない郷愁にかられてしまいました。
かつて産業で振興した町は、その遺産を残し観光として再生しました。
美しい街並みなのに観光のアピールが控え目なのもまた気に入りました。(冬だから?)
そして今はレアメタルの再生で再び注目を浴びています。
そして小坂町を訪れたこの日、休止していた小坂鉄道の廃止が決まりました。
ぜひこの鉄道施設も遺産として残してほしいものです。
資料館はすでにあるんですけどね。
そして春になって再訪。すでに踏み切りは封鎖されていました。
・大館・・樹海ドーム。きりたんぽよりも比内地鶏そばが個人的にはおすすめ。
・秋田市内。旭川と千秋公園。
大曲!花火!横手!やきそば!
みちのくの小京都、角館。桜の一番きれいな季節にいってきました。
能代。日本海に沈む夕陽と風の松原。
山形
山形は仙台から1時間と近いためか山形市内は後回しにしてしまい、まわりから攻めていったため、結局山形市にはほとんどいけなかった・・・・
でも肉そばは必ずといっていいほど食していました。
あとさくらんぼ。佐藤錦。はまりすぎて1パック食べてしまった。(そのあとがきつかった)
今年は大河ドラマに、サッカー、おくりびととちょっと山形が熱い。
・最上川
季節、場所。ちょっと変わるだけでまったく表情がかわり飽きさせません。特に紅葉はすごかった。
これは東北にかぎったことではないですが、冬が厳しい分、春から秋にかけて最大限の美しさを自然が表現しているのをまざまざと見せつけられました。
・酒田・・山居倉庫。酒田、鶴岡はもっとゆっくりまわりたかった。
・月山・・冬の月山道はまじつらい。特に夜道は命の危険を感じます。
月山にもようやく遅い春が訪れました。
・米沢・・・旬になる前にいってきました。
米沢牛は高いので毎回米沢に来るたびに、牛肉どまんなか弁当を買っていました。
これを撮影したのは1年前。もうこの頃には直江兼継ののぼりがあちらこちらにたっていました。
この近くに高畠というレトロをテーマにした町があったのですが、残念ながらいけませんでした。大分の豊後高田とかすごく魅力的なんだけどなあ・・。まずは青梅か。
次回、福島、宮城編です。
東北に住んで3年目。東北6県を毎月まわっているのですが、そろそろ足跡を残そうかなとブログをつくることしました。
仕事の合間をぬって東北の街や自然をお伝えできればと思います。
まだまだ不慣れなのでお見苦しいところもあるかとは思いますが今後ともよろしくお願いします。
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