春の福島を1日でまわる 桜と滝のたび
4年前に仙台に住んでからこれくらいの季節になると無性にどこでもいいから東北地方の車で走りたくなります。
昨年も一昨年も石巻や仙台にいっているのですがボランティアだったので、休日でまわるのは久しぶりです。
というわけで急に思い立って福島へいってきました。といっても会津やいわき、福島市や郡山は何度もいっているので行ったことがないところもしくは通っただけのところを行ってみようと、新幹線で郡山へ。
そこから郡山市の南隣の平田町へ。
何が有名なのか予備知識が全くないままネットで調べてみると芝桜が見ごろとのこと。いくらGW中でもそこまで混んでないだろうと思っていたら、大渋滞・・・・
何年か前のGW中にいった大内宿を思い出しました。
20~30分ほど車の長い列に並んでようやく芝桜をみてきました。
エリアごとにきれいに色分けされありふれた表現になりますが桜の絨毯が
敷き詰められていました。
人が多すぎるのとお祭りの屋台がでていて賑やかでした。(個人的にはあまり好きではありませんが)。ただこの季節独特の心地よいひんやりとした風は以前と変わっていなく、懐かしさを覚えます。
ここは小高い丘になっていて方角的には三春や小野のほうでしょうか。山々が見渡せます。
もっと人が少ないところで桜が見たい。というわけでもう少し南下して隣町の古殿町へ。
個人的に東北地方の桜の魅力に一時期はまってしまってあちこち見て回った時期がありました。うまく表現できませんが東京の桜とは違う、そして見る側もちゃんと桜を鑑賞しているというか愛でるというか。一般的にいう飲んで騒ぐお花見とは違い、そういった風情もろもろ好きになってしまいました。
古殿町の山の中にある越代の桜は樹齢400年のヤマザクラで福島県内あちらこちらで咲き誇った桜の大トリをつとめます。
たった1本の桜の木なのに何百本もある桜とヒケをとらない存在感にはほれぼれします。
個人的には弘前の桜にも負けていない。そして美しい東北の空が桜を引き立てます。
古殿町は御斉所街道の宿場町として発展してきた町です。古い建物も点在しています。
さらに南下し鮫川村へ。途中強滝という滝がありました。ほかにも見所がある滝はいくつかあるみたいですが通り道ということでここを選びました。
浅川町、そして温泉に入りたいのを我慢した石川町をへて玉川町へ。
ここには福島空港のほかに阿武隈川沿いに乙字ヶ滝という名所があります。
ここまで来ると陽が傾き肌寒くなってきますが、マイナスイオンを少しだけ浴びて須賀川を経て郡山へ。小さな村や町でも1か所は必ず感動できる再発見でした。
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