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和歌山

和歌山県湯浅町③~江戸時代から続いた銭湯・甚風呂

湯浅町のメインである北町通りから一本奥にはいったところに甚風呂という資料館があります。

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ここは江戸時代幕末から昭和60年まで営業していた銭湯で、経営者の住宅とともにそのまま保存、復元され資料館として残っています。

解説員のかたがとても親切で結構長い時間話を聞かせてもらいました。

甚風呂とは経営者の名前で正式には戎湯という名前がありますが地元の方が親しみを込めて甚風呂と呼んでいました。

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こちらは女湯で浴槽の縁は御影石で瀬戸内から取り寄せたそうです。ちなみに左側が立湯、右側が子供用です。下に穴があいていますが男湯とつながっていて子供たちがよく出入りしたそうです。大人が同じことをすると大変なことになります。

 Img_9086 今はなくなってしまいましたが地元の信用金庫の広告と営業のおしらせ

  Img_9088 明りとりの天窓

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ケロリンではありません。ちゃんと戎湯と刻印されています。

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こちらは男湯。映画のポスターがありますがもともと脱衣所に貼ってあったものです。当時湯浅には映画館が2つありました。

 Img_9093 Img_9094 モダンなタイル貼り

 Img_9095 Img_9119  Img_9118 番台からの景色

世の男性の憧れの番台です。 当時はちゃんと仕切りがありました。

 Img_9096 マッサージチェアが古い。

裏の焚口も見せてもらえます。こんなものもありました。

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銭湯とは関係ありませんがここは湯浅の民族資料館の役割も果たしているのでいろいろなものが展示してあります。これは医者の往診につかった籠。

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中庭の井戸。ちゃんと水が出ます。ちょっと隣だと海水が出るところもあるみたいですがここは真水です。

 Img_9104 Img_9105 トイレ。本当は手水(ちょうず)も再現したかったそうです

 Img_9106 蓄音機。針がなくて困っているそうです。音もよれよれでした。

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霧笛。 船のクラクションのようなものです。使わせてもらいましたが結構大きな音がします。モーターサイレンみたいで不気味な音です。

  Img_9108 昔のレジ        Img_9109 薬の看板

 Img_9111 ホーロー看板    

新しい発見もあって参考になりました。

 

和歌山県湯浅町②~伝統的建造物群保存地区をゆく

ようやく保存地区のあるエリアにたどりつきました。

まずは鍛治町通りを歩きます。

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湯浅おもちゃ博物館です。入場無料。

 Img_9041  この界隈は様々な格子が見られます。これは切子格子だそうです。

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栖原家です。明治7年に建てられた元醤油醸造所です。

 Img_9046_2 しょうゆぶねとはモロミを絞り、醤油をつくる時に使用したものだそうです。

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竹林家です。江戸末期より醤油醸造と網屋、質屋を営んでいた元商家です。2階にみえるのが虫籠窓という格子を漆喰で塗り籠めたものなのですが、増改築を違う時期にしているためちょっとずつ違います。

ここからメインスポットの北町通りへはいります。

 Img_9053 旧岡正商店。江戸時代か明治時代の酒屋。現在は物産販売店。

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麹資料館(津浦家 )。主屋は明治11年、行燈や古民具を展示しています。木製の庇のようなものは幕板とよばれています。

 Img_9060 戸津井家は昭和11年の建物。江戸時代から醤油醸造を営んでいます。

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加納家は大正時代の和風住宅。虫籠窓がおしゃれ。

 Img_9073 太田家。江戸時代から醤油醸造、戦後は金山寺味噌の醸造・販売。

 Img_9061 魚屋でしょうか。登録商標看板が味がある。

 Img_9063 まわりに比べたら新しいほうの部類にはいるのでしょうが、歯の字が古い

 

 Img_9064 Img_9065 Img_9074 北町通りの光景。

  Img_9072 ホーロー看板。トマス電球は関西の会社のようです。

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角長は天保12年創業、手づくり醤油・湯浅たまり製造をしているところです。近くには慶応12年に建てられた職人蔵と醤油資料館もあります。また裏手には堀があり、醤油の積み下ろしをする港があります。

 Img_9131  Img_9132  裏の路地に入ると現役の文房具屋さんがありました。

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ガイドには出ていないものの新旧味のある建物が続きます。

さてこの一角に甚風呂という江戸時代から昭和後期まで営業していたお風呂屋があり、現在は資料館として公開をしているところがあるのですが、ついつい長居してしまいました。非常に印象深いところでしたのでここはあらためて紹介したいと思います。

 Img_9138 途中でみつけた新聞受け。欲しい!

 

和歌山県湯浅町①~保存地区だけではない見どころいっぱいのレトロな町

どこの都道府県にも1か所くらいは行ってみたい町があります。和歌山県にも何ヵ所かそういうところがあるのですが、湯浅町もそのひとつ。

醸造で有名だったこの町は2006年に念願の重要伝統的建造物群保存地区にも選定され写真でその街並みを見たときに行ってみたい町のひとつになりました。

ただ実際行ってみてあまりに人が多かったり、観光地化されすぎてがっかりすることもたまにあるのですが、ここは期待以上の街並みでした。確かに保存地区も素晴らしいのですが、駅から保存地区に至るまでの一本外れた裏道や熊野古道沿いの雰囲気が壺にはまりました。三重県の松阪もそうだったのですが、ここも肝心の保存地区に至るまでにシャッターを押しっぱなしでした。

 Img_9006 湯浅駅です。  Img_9005 駅前食堂に旅館。これだけで合格。

 Img_9007 果物屋さん。現役。  Img_9008 元喫茶店。昭和臭ぷんぷん。

 Img_9009 食堂。     Img_9010 左から3件目 はたよ食堂。しらす丼が絶品

ここより熊野古道にはいります。

 Img_9011 洋菓子店。    Img_9012_2  旅館。 Img_9014 たばこ屋

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感動その①。後に煙突がなければ わからかった。最盛期には9軒あった銭湯も 今ではここ布袋湯だけ。明治初期の創業だそうです。レンガ造りの入り口は大変珍しいのでは。

 Img_9017 呉服屋。明治の建物でもともと旅籠だったそうです。

 Img_9019 Img_9020  Img_9021 感動その②

かすかにですが有田病院(病院は旧字体・右読み)と書いてあります。地元の人によるとだいぶ前に院長先生が亡くなってから産婦人科だかが入ったと思った。みたいなことを言っていましたが有田病院は駅の反対側に大きな病院であるので移転しただけかもしれません。

 Img_9022 銅板が貼られています。大きな商家だったのでしょう。

 Img_9023 Img_9024 道が狭くなっていきます。

 Img_9025 Img_9026 Img_9027 原佐藤商。

建物は明治時代建立。櫓があることからわかるように相当儲かっていたのでしょう。

 Img_9028 左は木造3階建ての大正時代の建物。

 Img_9030  建材店のようですが左上の看板には大衆食堂も文字。

 Img_9031 Img_9032 アーケードもなかなかのもの。

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ホーロー看板。ベルちゃんとノーベル賞飴。調べたらあの「はちみつきんかんのど飴」などで知られるノーベル製菓のものでした。

 Img_9034 木工所。看板が新しいのですが年季の入った建物であることがわかります。

ようやく保存地区の一部である鍛治町通りまで来ましたがもうおなかいっぱいです。

湯浅町すごくないですか?

 

 

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